あるアプリ開発会社が、スマートフォン上で動く画像分類モデルを開発している。人手で構造を試行錯誤する手間を減らしたうえで、実際の端末での推論の速さと精度を両立させたい。この方針として、最も適切なものを1つ選べ。
1つ選んでください
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解説
正解A
ポイント
NASはネットワーク構造そのものを自動で探索する手法で、MnasNetは実機で測った推論時間を探索の目的に含めた点が特徴です。
選択肢ごとの解説
- A
適切 ◯ 正解
MnasNetは、候補のモデルを実際のスマートフォンで動かして推論時間を測り、精度とのバランスを探索の目的に組み込みました。計算量(FLOPS)などの代わりの指標より、端末での実際の速さを正確に反映できます。
- B
不適切
EfficientNetのベースのモデル(EfficientNet-B0)は、人手ではなくNASで探索されたものです。また、複合スケーリングでモデルを拡大すると精度は上がりますが、計算量も増えるため、端末での速さを重視する目的には合いません。
- C
不適切
Wide ResNetは、浅くする代わりに幅を広げて精度と学習の効率を高めたモデルで、端末向けではありません。畳み込みの計算量はチャネル数に応じて大きく増えるため、軽量化にはつながりません。
- D
不適切
VGG16は約1億3,800万個のパラメータをもち、その多くが最後の全結合層に集中しています。小さなフィルタを使っていても全体は重く、端末で動かす用途には向きません。構造も人手で設計されたものです。
試験での狙われ方
NAS、MnasNet、EfficientNetは「構造の自動探索」というつながりで、モバイル向けモデルの場面と結び付けて問われやすい論点です。
関連用語
NAS(Neural Architecture Search)、MnasNet、EfficientNet、VGG、エッジAI
参考
- G検定 試験出題範囲(シラバス2024)第1.4版 (技術分野 項目26 画像認識) 2026年10月30日閲覧
- Tan et al., MnasNet: Platform-Aware Neural Architecture Search for Mobile (2018) 2026年10月30日閲覧
- Zoph and Le, Neural Architecture Search with Reinforcement Learning (2016) 2026年10月30日閲覧
- Tan and Le, EfficientNet: Rethinking Model Scaling for Convolutional Neural Networks (2019) 2026年10月30日閲覧