モデルの複雑さとモデル選択に関する説明として、最も不適切なものを1つ選べ。
1つ選んでください
正解と解説を見る
解説
正解C
ポイント
AICとBICはどちらも値が小さいほど良いモデルです。BICはデータ数が多いほど罰則が強くなるため、より単純なモデルを選びやすくなります。
選択肢ごとの解説
- A
適切
必要以上に仮定を増やさないという原則です。機械学習では、性能が同程度なら単純なモデルを選ぶことで、過学習のリスクを下げる指針になります。
- B
適切
AICは「−2×最大対数尤度+2×パラメータ数」で計算します。当てはまりが良いほど第1項が小さく、パラメータが多いほど第2項が大きくなるため、値が小さいモデルを選びます。
- C
不適切 ◯ 正解
BICの罰則項は「パラメータ数×データ数の自然対数」です。データ数が8以上ならAICの罰則項(パラメータ数×2)より大きくなるため、AICより単純なモデルを選びやすくなります。
- D
適切
訓練データに過剰に適合すると、ノイズまで覚えてしまい、未知のデータへの汎化性能が下がります。訓練誤差と検証誤差の差が広がることが、過学習の目安になります。
試験での狙われ方
AICとBICの罰則の違いや、オッカムの剃刀と過学習の関係を、正誤の判断で問う形が典型的です。
関連用語
過学習、赤池情報量規準(AIC)、ベイズ情報量規準(BIC)、オッカムの剃刀
参考
- G検定 試験出題範囲(シラバス2024)第1.4版 (技術分野 項目10 モデルの選択・評価) 2026年10月30日閲覧
- Akaike, A new look at the statistical model identification (1974) 2026年10月30日閲覧
- Schwarz, Estimating the dimension of a model (1978) 2026年10月30日閲覧